toaru-life ✧ とある日常の記録

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「20年を振り返る忘備録 第9話:新たな投資のスタートとシンプルな学び」

はじめに - 前回の記事はこちら
前回の記事では、再出発を図る中での投資経験と失敗、そしてそこから学んだ一筋の希望についてお話ししました。まだ読んでいない方は、ぜひこちらの記事(第8話)をご覧ください。また、シリーズの始まりから読みたい方は第1話からチェックしてみてください。


シンプルで分かりやすい山崎元さんの本

スーッと入ってきた本との出会い

いくつもの投資本を読み漁った中で、山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本に出会いました。この本は、投資初心者でも理解しやすいシンプルでわかりやすい内容で、堅実な資産形成を目指す私たち夫婦にはぴったりの手引きでした。お金を増やすための基礎知識が「長期」「分散」「低コスト」のキーワードで具体的にまとめられていて、誰でも手軽に始められる投資法が紹介されているのです。まるで背中をそっと押されるような気持ちで、自然と前向きに考えられる内容でした。

そもそも、投資を意識するきっかけになったのは、「金持ち父さん貧乏父さん」でした。投資やお金についての考え方を教えてくれるこの本に感化され、日給月給の職人からサラリーマンに転身し、さらには実家の農業を活かしたビジネスにも取り組むなど、徐々に新しい一歩を踏み出していくことができました。この本があったからこそ、お金の稼ぎ方を変えようという意識が芽生えたのですリンクはこちら

長期 分散 低コスト

ただ、当時の私たちにとって、山崎さんの本はすぐに実践できるシンプルな内容でした。山崎さんが強調する「長期、分散、低コスト」という方針に従えば、少しずつ資産を増やしていけると感じ、夫婦でNISA口座を開設し、まずは「eMAXIS Slim 全世界株式」へのインデックス投資を始めることにしました。無理のない範囲でコツコツと積み立てを行い、少しずつ将来に向けた安心感が芽生えてきました。

必ずしもフルFIREを目指す必要はなく、サイドFIREのように複数の収入源を持つことで、将来の生活力を高める道があると気づき、安心感を持って投資に取り組むようになったのです。


次回予告

次回は、私たちがどのように資産形成を進め、経済力の強化に向けた実践を続けてきたかについてお話ししたいと思います。不定期更新ですが、引き続きお付き合いください。